「国際交流イングリッシュスプリングキャンプ」パンフレットはこちら[PDF形式:約2.6MB]
はじめまして、「国際交流イングリッシュキャンプ」を運営します、宮城復興支援センターです。
私どもの団体は名前のとおり、2011年3月11日の東日本大震災後に被災地宮城県・福島県・岩手県の人道支援(物資支援・避難所仮設住宅支援・高齢者支援・子供の心のケア支援等)のために設立しました。母体は、国際交流(留学生の支援・小中高での国際理解活動・語学スクール運営)をするNPO法人です。 本キャンプは、昨年の夏に宮城県内の直接的にも間接的にも震災の被害にあった仮設住宅入居の小学生を無償招待し、子供たちに笑顔と元気を少しでも取り戻してもらうことを目的に開催しました。他のキャンプにはない“留学生スタッフが30人〜40人参加”・“1泊2日33時間も多国籍の外国人と共同生活”・“23年度から小学校5年6å年生で必修化された小学校外国語活動の補完サービスにもなっている”等々の特徴から、サマー・オータムのキャンプは満員御礼の大盛況のうちに終了することができました。そこで、このような震災にかかわらず、お子様にとって多くの成長のきっかけになる『国際交流体験学習(イングリッシュキャンプ)』を全国にもお伝えしたいと思い、多くの福島県の避難者を受入れて頂いている埼玉県でも開催する運びとなりました。また、埼玉の小学生様の参加費の一部を、被災地から埼玉県に避難して来た避難生活児童の小学生様を無償招待し子供たちの心のケア支援をさせて頂いております。
留学生・海外留学経験者や同世代の仲間と国際交流を通して“協調性・積極性・自主性・国際性”を養うことを目的にした『国際交流体験学習(イングリッシュキャンプ)』です。
『国際交流体験学習』は、一般的に開催しているキャンプとは異なり、留学生・海外留学経験者や同世代の仲間と国際交流をしながら、開催する地域の大自然・歴史・文化等を体験して頂き、お子様の様々な面での成長のきっかけつくりをお手伝いさせて頂きます。
特に国際交流では、小学生10人のグループに留学生3〜4人・海外留学経験者1〜2人がつき、2日間(約33時間)すべてを留学生たちと共同生活します。日常生活では味わうことのできない体験が一杯あります。ぜひ、多くのお子様に参加して頂き、キャンプ参加前と参加後の、お子様の成長を目の当たりにして頂ければ幸いです。
- 平成23年度より、小学校5・6学年で年間35単位時間の「外国語活動」が必修化されました。外国語活動は“音声を中心に外国語に慣れ親しませる・言語や文化について体験的に理解を深める・積極的にコミュニケーションを図ろうとする態度を育成・コミュニケーション能力の素地を養う”ことを目標に実施されています。
本キャンプは、外国語活動の補完サービスの役割を果すことを目的に開催しており、小学校5・6学年で楽しく有意義に「外国語活動」の授業が受けられるよう、また中学校に進学する前に基礎的なことを学び中学英語で遅れを取らないようになることを目標にしています。